年賀はんこワークショップが終わりました。
11月30日、12月7日と2週連続で、上井草のSLOPEさんにてワークショップを行いました。
今回のテーマはずばり、「年賀はんこ」!
はがきサイズの素材をつかって、便利なはんこを作りましょう!という会でした。
とりあえずスロープさんに到着するなり、まずはカフェモカを一杯。相変わらずおいしい…。
ぞくぞくと集まる参加者さんたち。2週連続参加の方も!
そして2週連続参加の方は、少し硬めのゴム版を使用して、版画作品を仕上げておりました!
私が前週にお教えしたのは二版まででしたが、おうちでさらにニ版仕上げたとのこと!すばらしいはまりっぷりです。感激。
そしてみなさん、和気あいあいと下絵を描きあげます。
今回図案もいくつかご用意していましたが、自分で描いた絵を彫りたい!というかたは、ご自分の組み合わせで下絵を描き上げておりました。
そして仕上がった作品たちはこちら!
はんこを彫ったことはない、彫刻刀は本当に久しぶり、難しい図案に挑戦!などいろいろなかたが集まった会でしたが、本当にみなさん個性がにじみ出ていて素晴らしいです。
スロープさんのステキな雰囲気も手伝って、本当にいい雰囲気のなか、休日の午前の時間が流れてゆきました。
さて、さくはんじょのワークショップについて少し書きたいと思います。Twitterでも少し書いたのですが、あらためて。
はんこのワークショップをやるときは、自由度の高いワークショップにしたいなあ、といつも思っています。
テーマを絞って、図案を全部こちらで用意して…というタイプのワークショップももちろんやりますが。
いわゆる教科書のように大量の図案があるわけではありません。
参加者さんたちには、自由に彫ってもらいたいなあと思っているからです。
もちろんワークショップは、消しゴムはんこを彫る技術を知ってもらう場ではあるのでそれをお教えするのは前提なんですが。
あまり消しゴムはんこにとらわれすぎないでほしいなとも同時に思っています。
今後何を彫ろうかな、何に使おうかな、誰にあげようかな、むしろ消しゴムじゃなくてもいいか!笑 くらい、柔軟に、先の創作につながるような時間であればいいな〜と。
そもそも消しゴムはんこは「だれでもできる」と銘打てるような、ハードルの低いものであると思っているので。
忙しい日々の中で、ぼんやりと、休日にでも、何かを黙々とつくる楽しさみたいなものを、再発見する場になるといいなと、図々しいのかささやかなのかわからない願望を持ちながらワークショップを開催しています。
それでも、図案は用意するに越したことはないのでもちろんご用意しますが、「なるべく彫りやすいものを」と思って易しめな図案を作っても、難しいのに真っ先に挑戦したがる参加者さんが多いのは、意欲的で本当に嬉しいものです。笑
長々と書いてしまいましたが。手前味噌ながら、いつもスロープでワークショップをすると、その気持ちが伝わっているような気がして嬉しいのです。
年内、今のところワークショップの予定はありませんが。もし何かあれば検討しますのでとりあえずご相談ください。笑
おまけ。仕事後の幸福な時間。スロープのケーキは本当に美味しいです。アップルパイ本当に最高でした。