【チェコ記2】20170318(土)プラハのファーマーズマーケット

朝からプラハのヴルダヴァ川沿いの最高な立地で開催されるファーマーズマーケットにて、主催者の方のご好意ではんこの特別展示させてもらいました。

マーケットが開かれているナープラフカは、翻訳ソフトによると直訳は「土手」。土手っていうと金八先生や男はつらいよのオープニングのようなものをイメージしてしまいますが、要は川べりということです。

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おしゃれガールは私ではなく、相棒カテシナさんです。

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ヴルダヴァ川のすぐそばまで降りられるようになっている堤防で、もちろん石畳。特に夏場はイベントも多く、ビアガーデンならぬ船上で楽しめるビアボートやレストランが登場します。ファーマーズマーケットは毎週開催されていて、プラハ城などからもそう遠くなく、キュビズム建築として有名な「ダンシング・ビル」も近いので観光客も多く訪れる場所。

しかし川沿いで雨もチラつく中、本当に本当に寒い日だったのですが、相棒のカテシナさんも辛抱強くいてくれ、途中でさきちゃんも合流。
おそらくそう見慣れないはんこを見ていかれるチェコ人やその他の国籍の方々。
「It’s a small masterpiece!」なんて声もいただいて嬉しかった。(「小さな名画ね!」という感じで解釈しました)

とはいえ周囲に魅力的な出店も多く、寒かったのでじっとしていられずフラフラと色々なお店も見て回る。お隣でガーリックと様々な薬草が入ったペーストを売っているおじちゃんがペーストを瓶ごとプレゼントしてくれた。なのに最後の片付けの慌ただしさできちんとした別れ際の挨拶ができぬままなのが心残り。こういうちょっとした心残りが、またチェコにきたいと思う理由に蓄積されていく。

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くたくたにくたびれて一旦帰宅。夜、さきちゃんがアップルストゥリューデルの作り方を教えてくれるという!ので一緒につくった。さきちゃんは料理がとても上手だけれど、分量がかなりアバウトで大胆でなかなかの日本人離れ具合。

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大量のりんごとナシを大きめに刻み、シナモンとレモン汁と混ぜておく。生地は小麦粉とバターと砂糖を練り合わせて少し寝かせてから、うすーくのばしていく。なかなかの力作業。うすく伸ばした生地に、少し炒ったパン粉(さきちゃんはとうもろこし粉で代用)を敷き、さきほどのりんごとナシをたっぷり敷き詰め、はみ出さないようにくるくる巻いて端をふさぐ。見た目はちょっとクレープに近いかな。それをオーブンで焼いて完成。素朴な味にシナモンがきいていてかなり好みの味。バナナとか入れても美味しそう、と言ったら「日本人はすぐアレンジしたがるよね」とさきちゃんに言われる。肝心の出来上がり写真を撮り忘れてゴメンなさい。