【チェコ記2】20170314(火)迷路の街 ターボル

天気はすっきりしなかったけれど、早起きしたし思い立ってプラハから列車で1時間ほどの街、ターボルへ。約100キロ、往復280コルナ(約1290円)。

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15世紀前半のフス戦争の際に、急進派(ターボル派とも)の軍事拠点となり、都市は複雑な構造に建築されたそう。たしかに道はくねくねと階段も多く複雑なつくり。

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現在は国際ブックフェアが行われたり、チェコで有名な出版社であるbaobabがあったりと、本の街としての顔もあるよう。シーズンオフなので、やはり教会やら塔やらはあいていないのでひたすら散歩してまわる。

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巨大な犬がお店の壁におしっこをひっかけている。
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巨大チェスも普通サイズチェスもできる不思議な空間。
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高い位置から見下ろした、湖を囲う住宅たちは、とてものどかで、美しかった。オレンジ屋根ばかりではなく色とりどりで、町中にある建物も、あたらしい色から経年でくすんだ色まで、ひとつひとつが心にくる色。頭の中のスポイトツールでひとつひとつ抽出して持って帰りたいです。スケッチ用にと思いコンパクトな色鉛筆を買ったはいいけど、好きな色をだすことができずやきもき。

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夕方頃に突然「日本人ですか?」と道端で聞きなれた言語で話しかけられる。ターボル在住で、チェコ人男性と結婚した日本人の女性でした。そこではわずかに立ち話。ボルダリングの道具などのブランドを旦那さんとやっているそう。この小さな町に、彼女の知る限り三人の日本人がいるそう。またの再会を誓いつつのお別れをして、プラハへの帰途に着く。