【チェコ記2】20170311(土)カテシナさんという女神

このワークショップをアレンジしてくれたのは、unijazzスタッフのカテシナさん。ワークショップをさせてもらえないかと打診をしたときに快く返信してくれたのが彼女だった。彼女は自分の仕事とは関係ないはずの、私が出店する翌週のファーマーズマーケットのために必要なものや担当の方と電話でやり取りしてくれたり。テーブルを貸してくれる人を見つけてくれ、なおかつ朝七時からの準備を手伝ってくれるとまでいう!!女神なのかな?

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お店ではんこを並べていると、カテシナさんは「これ、マレースヴァトニョヴィツェの教会?」と聞いてきた。私もビックリ!そう、まさにチャペック兄弟の出身地マレースヴァトニョヴィツェの教会のはんこだったから。聞くと、なんと彼女はチャペック兄弟の記念館で働いていたという!それにしてもすごい偶然…!出身地も近いのだという。
今回も再訪しようかと思っていたところだったので、チャペック記念館以外に見所あるかな?と聞いたら、「じゃあ、いっしょに行く?」とさらなる女神的回答が!!しかもチャペック記念館は閉館シーズンだけど、言えば開けてもらえると思うよなんて奇跡的すぎることまでいう。一生分の運を彼女との出会いで使い果たしているのではなかろうか。前のめりに日程を決めた。楽しみだなあ。意図せずに当初決めた日程はヨゼフチャペックの誕生日だった。

ワークショップ後の疲労と空腹を解消するため、昨年もきたホスポダ(チェコ中のどこにでもある、居酒屋レストランとでもいったところ)で、スヴィーチコヴァーとビールを注文。

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スヴィーチコヴァーは牛もも肉のクリームソース煮込み。見た目はタイのイエローカレーみたいな色をしていて、上に甘くない生クリームや、甘いこけもものジャムがのっていたりする。添えてあるのはクネドリーキ(ゆでパン)。チェコの伝統料理のひとつだ。前回の旅行では結構早々とチェコ料理に辟易していたのだけれど、今回はなんだか、チェコ料理が美味しく感じた。2フロア分の広めの店内は夜になるにつれて満席に。

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気づけば地元のおじさんと相席、そのうち奥さんもきた。話したわけではないけど、3人掛けくらいのサイズのテーブルに、大荷物のある私と、体大きめの夫婦が二人座っている。そういう文化なんだなぁ。

そして明日は、今回のチェコ旅のもう一つの大きな目的であった、チャペック兄弟展を最終日に滑り込みに行く。